※この記事は、前回の記事の続きです。
末尾で大仰に「次回予告」なんて題して書いてしまったけれど、そんなに書く内容が思いつきませんでした。
というわけで、手短に。
目次
さらなる前置き
学生の頃から、たまに「勉強方法教えて!」と言われることがあります。
回答を一言でまとめると「暗記すべき項目をリストアップして、ごりごり暗記するだけ」だと思っています。(ただ、そんなことを言うとシラけるので、いつもは、血走った目で「教科書の端っこを千切って食べる」などと回答するようにしています。)
以前、単語帳アプリを使って暗記する方法を勧める記事を書きました。今回の記事は、その「具体論」あるいは「実践編」のような位置付けです。
ようやく本題
前回は、知的財産管理技能検定3級を受験するにあたって、早稲田経営出版の『スピードテキスト』を使って勉強した、という話をしました。
そして、このわずか200ページのテキストを読むのに6時間もかかったことへの言い訳として、「暗記のためのリストを作りながら読んだから」ということまで書きました。
私が今回作ったリストが、これです。
※あくまで勉強方法の参考のための画像ですので、内容の正確性は保証できません。あいまいな部分があります。あしからずご了承ください。
このリストをもとに単語帳アプリにデータを流し込んで、あとは、ごりごり暗記するだけです。
以下、単語帳アプリを使ったことがない方のための説明です。
まず、データを流し込んでカードを作ります。すると、中列の「特許要件 主な5つ」がQuestionのカードとして表示されるので、右列の「産業上利用できる、新規性、進歩性、先願、不特許事由に該当しない」をAnswerとして思い出します。
そしてAnswerのカードを表示させた後、「さっぱり覚えていなかった」ボタンを押すと数分後に再度プッシュ通知が来て、「あんまり覚えていなかった」ボタンを押すと翌日に再度プッシュ通知が来て、「ばっちり覚えていた」ボタンを押すとしばらくプッシュ通知が来なくなります。
それを繰り返して、通知が来なくなる頃には全部暗記できている。ものすごくざっくり言うと、そんなようなアプリです。アプリストアで検索するとたくさん出てきますが、前述の記事でもいくつか紹介してあるので、よろしければご参照ください。
おまけ
前述の記事では、単語帳アプリに司法試験8科目で合計383個のデータを作った、と書きました。司法試験の場合、知的財産管理技能検定とは異なって「論証」を暗記する必要があります。この383個には、論証のパーツも含まれています。
したっけ論証はどうやって覚えるのがいいんだべさ……って話を書き始めると長くなりそうなので、今回はやめておきます。もし飽きていなければ、また備忘録を残すと思います。