【読むとよいタイミング】予備試験の論文式終了後〜口述試験
片頭痛でしばらく寝込んでいる間に、札幌では東京オリンピックのサッカーの競技が始まっていたんですね。(政治的なことは書かないので、ご安心ください。)
私は司法試験の試験日まで、ニュースを意識的に断って生活していました。昨年の司法試験と予備試験の延期ですら、友達からLINEで教えてもらって知ったほどです。LINEを受け取ったとき、私は5月に短答式試験がある想定で勉強をしている最中でした。
ここで突然ですが、『LINTILESS』(ジム・クウィック/東洋経済新報社)という本を紹介したいと思います。2021年に出版されたばかりの本なので、書店で見たことがあるひとも多いと思います。
読むと「やる気」のみなぎる、素晴らしい自己啓発本です。本来は「速読」あるいは「目標」というテーマで紹介したいと思っていた本ですが、この本では、情報の洪水から身を守る必要性についても熱弁しています。
極端な話ですが、司法試験以外の情報(特にゴシップ)を摂取している時間は「無駄」でしかありません。私はこの本を読んで、その場で、スマホからニュース系アプリをすべてアンインストールしました(お節介にも「今すぐ本を閉じて、アンインストールせよ」と指導してくれる箇所があります)。
以下の記事では、司法試験の無駄にならない情報を提供できるよう頑張ります。今回は予告通り、口述試験の再現問答です。ただ、お節介ながら、記事を読み始める前にスマホからニュース系アプリをアンインストールすることを勧めておきます。
目次
再現問答とは?
再現問答とは、左列に「試験官の問いかけ」、中列に「受験生の回答」、右列に「受験生の心の中」を記したものです。某予備校に提出したフォーマットなので、このフォーマットに見覚えのある受験生もいるかもしれません。
後掲の再現問答は某予備校から特にネットに晒すことを禁止されておらず、また、私の提出した再現は再現問答集に採用されていない自信がある(理由がある)ので、とりあえず晒します。
もし万が一、再現問答集に採用されてしまっていて、削除するように要請されることがあれば、消すかもしれません。(天下の伊藤塾様にこんな辺鄙なブログを見つけてもらえるならば、個人的には本望です。)
読む前に気をつけてほしいこと
まだ前置きするのか!と怒られそうですが、読む前にこれだけは書いておきたいのです。
ぜひ、左列以外を手や紙で物理的に隠して、試験官の問いかけに対する回答を、口に出して話してみてから、受験生の回答を見るようにしてください。先に受験生の回答を見てしまうと、「ああ、知ってるよ、あの判例でしょ」となるような問いかけも、自分の言葉で口に出して話そうとすると、意外と詰まってしまいます。
本当は、その辺の話を『知ってるつもり 無知の科学』(早川書房)という本を引き合いに出して詳しく書きたいのですが、いい加減、今回は本題に移ります。
再現問答(民事)
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